Illustratorで複数のアートボードを一気に書き出す方法

Illustratorを使ってストックイラストを制作している方にとって、複数のアートボードを一気に書き出す方法は非常に便利です。
手作業でひとつずつ書き出すと、時間がかかってしまう上にミスが生じる可能性もあります。


この記事では、Illustratorで複数のアートボードを一気に書き出す方法をご紹介します。

私はつい最近まで手作業で書き出しをしていて、他にいい方法があるのでは…と思ったことがきっかけでこの方法を知りました🤯
もっと早く知りたかった…。

この記事で紹介するのは、Illustrator2022(26.0)での操作方法になります。
お使いのバージョンによって画面や操作方法が異なるかもしれません。
その点はご了承ください。

ai、eps、pdfを書き出す方法

まずは、ai・eps・pdfのいずれかの形式をまとめて書き出す方法からご紹介します。

はじめに、メニューから「ファイル」→「別名で保存」へと進みます。

ファイルメニューから別名で保存を選択している画面の画像

そのあと出てくる画面では、「コンピュータに保存」を選択してください。
画面が切り替わるので、保存したいフォルダを指定します。

ファイル形式を「Adobe Illustrator」「EPS」「PDF」のいずれかから選び「開く」をクリックします。

ダイアログボックスでファイル形式を選ぶ画面の画像

すると再びIllustratorの画面に切り替わり、Illustrator オプションというダイアログボックスが現れます。

Illustratorオプションというダイアログボックスの画面の画像、チェックする場所を指示しています。

このダイアログの中にある「オプション」というセクション内の「各アートボードを個別に保存」にチェックを入れてください。
その下の「すべて」が選択されていれば、ワークスペース内にあるすべてのアートボードが書き出されます。

書き出したくないアートボードがある場合は、「範囲」を選択します。
どのアートボードを保存するか、アートボード範囲を選べるようになります。

「OK」をクリックすると複数のアートボードが指定した場所にまとめて書き出されます!

JPEG、PNGを書き出す方法

次に、jpegとpng形式で画像をまとめて書き出す方法です。
ファイルメニューから「書き出し」→「スクリーン用に書き出し」を選びます。

ファイルメニューから書き出しを選択している画面の画像

スクリーン用に書き出しというダイアログボックスが出てくるので、「選択」セクション内の「すべて」、または「範囲」で書き出したい範囲を指定します。


次に、「書き出し先」セクションでお好みのフォルダを指定。
「フォーマット」セクションでは、jpegやpngなどの書き出したいファイル形式を選んでください。

スクリーン用に書き出しのダイアログボックスの画面の画像、書き出し先の指定の場所などを指示しています。

最後に「アートボードを書き出し」をクリックすると、まとめて指定したフォルダに書き出されます。

まとめ

Illustratorで複数のアートボードを一気に書き出す方法は、一度知ってしまうと戻れなくなるくらいストックイラストを制作するときに便利です。
手首の負担を減らしつつ、ミスも防いで、作業効率もアップ…といいこと尽くし…!

ストックイラストを制作する際には、ぜひこの方法を活用して効率的に作業しましょう。

【おまけ】この記事を書くにあたっての裏話

実はこの記事は、chatGTPを使って書いてみよう!という思い立って書いています。
しかし、chatGTPが書いてくれた操作の手順があちこちでたらめになっていたので、改めてIllustratorを操作して記事の内容(主に手順の部分)は手直ししました。

それでも記事をあらかた書いてくれるの本当にすごいです!
おかげで構成部分を端折ることができました。

chatGTPへの要望の伝え方がもっと上手になったらますます頼もしい相棒になってくれそうです。

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